【外から見た加賀市】現役大学生が語る石川県加賀市の資源とは

石川県加賀市は移住者を増やすため色々な取り組みを行っています。

そんな加賀市ですが、外からみた加賀市はどのように映っているのでしょうか。

そこで、先月行われた「PLUSKAGAプロジェクト」に参加した学生に、
直接「外から見た加賀市」をインタビューしてきました!

(PLUSKAGAプロジェクトについて書いた記事)
https://kagagurashi.com/3009-2/

南昇吾さん

1997年生まれ。慶應義塾大学・法学部政治学科1年。
シカゴで生まれ、中学時代はシドニーで育つ。

現在は衆議院議員のお手伝いをする傍ら、大好きなカフェでアルバイトの日々。
50歳でカフェを経営することが将来の夢。

Q1 加賀市との出会いを教えてください。

石川県加賀市との出会いはPLUSKAGAプロジェクトに参加した事がきっかけです。

最近、”地方創生”という言葉をよく聞きますが、
実際はどんな事が行われているのか、本だけの知識でなく、
自分でその土地を踏み、その土地の人と会う事で知りたいと思いました。

プロジェクト自体は3泊4日でしたが、もっと現場を深く知りたいという思いから、
その後も加賀市に残り、地域の方の協力を得ながら滞在を続けています。

Q2 加賀市に滞在15日目。どんな日々を過ごしていますか?

幸運にも、PLUSKAGAプロジェクトを通じて出会った方々に、
加賀市での住まいを紹介していただきながら過ごしていますね。

石川県加賀市にはいくつかのエリアがありますが、
既に「大聖寺」「山代温泉」「東谷」「黒崎」など、様々な場所に行きました。

また、自分自身、コーヒーが大好きなこともあり、
市内の色々なカフェをめぐり、オーナーやお客様から
加賀のことを教えてもらったりしています。

そして2017年3月8日には、市内で学生塾を経営している
タビト學舎さんのスペースをかりて、”加賀波COFFEEイベント”を開催しました!

こんにちは、やまだです。 加賀市大聖寺に素敵な塾があるのをご存知ですか? 先日、そちらにお邪魔してお話を聞かせていただきまし...

Q3 南さんが開く、”加賀波COFFEE”イベントとは?

加賀波COFFEE

石川県加賀市にあるカフェは個性あふれる個人のお店ばかり。

加賀にあるカフェのコーヒーを知る「きっかけ」を作ることで、
地元の方や、旅行で来ている方にも加賀をもっと楽しんで頂けるはず。

そんな想いで、このイベントを開きました。

当日は、【FUZONのコーヒー】【樹林のコーヒー】【ココペリ珈琲】、
その他、甘酒、チャイはスイーツ、カレーなどを提供いたします。

また、加賀にも縁の深い教育系キーマンの寺西氏をお招きして、哲学カフェも同時開催。

コーヒーを提供してくださったカフェには、自分で足を運んで提供依頼をしました。

結果、当日は60名以上の方に来ていただき大盛況でしたね!

イベントを開催することで沢山の人に出会えたこと、
また、地域の方々も地元のコーヒーを通じて新たな出会いに繋がったりと、
ただ飲食するだけでは終わらず、嬉しい相乗効果も生まれました

Q4 加賀市を知らない人に、加賀市を紹介するとしたら?

石川県加賀市は、なにかを始める場所としては最高の場所だと思います。

東京にも凄い方々が沢山いますが、そんな方に時間を作ってもらうためには、
メールで事前に打ち合わせをして、20~30分を確保してもらうのがやっとです。

この加賀市では、地域づくりを担うキーマンたちが
ご飯をしながら話を聞いてくれて、受け入れてくれて、
イベントを一緒に開催してくれたり、色々な人と繋げてくれます。

この「迎え入れてくれる感じ」は、他にはない凄いことだと思います。

Q5 もったいないな、と思う地域資源はありますか?

市民湯でもある「総湯」が、ここまで地域の方々にとって
生活の一部になっていることは素晴らしい地域資源だと思っています。

毎日おじいちゃんたちが一緒のお風呂に浸かりながら、
「今日も生きてるね~」と笑いながら会話するところは本当に恰好いいです。

だからこそ、この地元に根付く「総湯」のポテンシャルは大きいと思います。
もっともっと外の人にも知ってもらいたいですね。

それこそ昔は、温泉場自体が屋外にあり、
町と温泉が今よりもっと一体化していたと聞きました。

そんな仕掛けが現代に出来たら、加賀市はより面白くなる気がします!


(昔の総湯を紹介する山中芸妓さん@PLUSKAGA3)

Q6 「外から見た加賀市」を一言。

高校生や若い子たちが、自分の住んでいるエリアしか知らないのは、
とても勿体ないことだと思いました。

僕は、山・温泉・海などの素晴らしい環境に溢れている
この加賀市に一目ぼれしてしまっているので、
そんな加賀市の魅力に、もっともっと気づいてほしいです。