【移住体験シリーズ】自然豊かな場所で農家民泊にチャレンジしたい夫婦の話

こんにちは!石川県加賀市・移住コンシェルジュのやまだです。

石川県加賀市は移住に力をいれており、私のような移住コンシェルジュもおります。

例えば、移住を考えている方が加賀市に遊びにこられた際には、
本人の希望を伺いながら、住まいやコミュニティを紹介し、移住のお手伝いをしています。

今回は、実際に移住検討者の方をアテンドしたお話を。

移住検討者・Sさん

来訪日:2017年4月中旬

ご夫婦で田舎暮らしを検討。
石川県加賀市を候補として今回二度目のご訪問でした。

将来的には農家民泊の運営などに興味があり、
今回の来訪では、市内の空き物件・候補エリアの現地確認を希望されました。

事前面談の末、候補エリアを決定!

一回目の来訪時に行った面談では、移住後の目標として
”農家民泊” ”自然栽培”といったキーワードがあがりました。

奥様からも、「家が傷んでいても、不便な場所でも構いません。
自然豊かな場所で暮らしたいです。」というお言葉をいただいていたので、
今回は加賀市の最奥に位置する”東谷(ひがしたに)”エリアをご紹介することに。

東谷エリア…
加賀市の東南の山間部に位置し、4集落からなる。過疎化が進んでいるが、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたことにより、注目が集まる。民家の屋根は赤瓦で葺かれ、煙出しが設けられており、この地の景観を特徴づけている。
加賀東谷 山村集落 引用サイト

/東谷エリアでお店や生活をされている方々/

2015年秋にオープンして以来、雑誌などにも掲載され、若い人たちから人気のカフェ・MAGNOLI(マグノリ)。人の住まない限界集落で、週末だけオープンする同店は、市外からのファンも多く、マグノリを目的にして山を上ってくる人も。
新規就農に注目が集まっている影響か、 半農半Xというキーワードもよく聞くようになってきました。 半農半X(はんのうはんえっくす)… ...

まずは地元の人に相談…

東谷エリアを紹介すると決めた後は、
実際にそのエリアで生活を営んでいる地元の人に相談です。

新しい人を受け入れてくれる雰囲気なのか、タイミングよく空き家はあるのか。
移住を検討されている方はどんな方なのか…。

そういった事をお伝えし、地元ツテや不動産を頼りにご紹介できる家を探していきます。

今回は運よく紹介物件が見つかり、Sさんをご案内できることに。

蔵造りの家を見学!

今回ご紹介した東谷エリアは”重要伝統的建造物群保存地区”に認定されている為、
同地区の家には赤瓦の屋根が使われており、不思議な統一感を与えてくれます。

今回は、その中でも珍しい蔵造りの家をご紹介しました。

 

(立派な蔵造りの家を見学する様子・中は物がなくスッキリとしたお部屋)

(外観も蔵っぽい雰囲気があります・畑つきです)

また、全国同様かと思いますが、空き家であっても前住人の私物が中に残っていたりと、
まずは片付け・廃棄から行わなければいけない家が多く存在しています。

こちらの家は、その点が幸いにもクリアされていたため、
DIYをすぐに始められるといったメリットもある物件でした。

現地案内を終えて

移住検討者・Sさんからの感想

「移住を考え、実際に家探しだったり、
地域の方々に会えて本当に良かったです。

まだまだ、移住には時間がかかりそうですが、
将来は加賀市で活躍できるように準備していきます!!」

アテンドの振り返って

すでに何度か訪れていただいているご夫婦だったこともあり、
地元の方もとても好意的に迎えてくださり、物件見学まで行う事ができました!

そしてなんと!後日、地元の方から私宛に直接お電話をいただき、
若い人を歓迎したい。この村をどうにか残していきたいんや。」とのお言葉も貰い、
地元の方の受け入れてくれる姿勢になんだか私がジーンとしました。

すぐの移住にはならなかったですが、ゆっくり時間をかけて夫婦の夢を叶えてほしいです!


【お知らせ】石川県加賀市に移住しませんか?

石川県加賀市では平成28年より「加賀市定住促進協議会」を発足し、
加賀市への移住・定住に力をいれています。

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個別の現地案内も承っていますので、ご興味がある方、ぜひご連絡ください。