京都で、石川の暮らしを考える「ISHIKAWA NIGHT」

こんにちは、加賀市移住コンシェルジュのはしもとです!

11月18日に京都で開催された「ISHIKAWA NIGHT」にゲストとして参加してきました。

車で3時間ほどで行ける京都。特急のサンダーバードに乗れば2時間弱で到着です。加賀にとって京都は、距離的にも文化的にもとても身近な場所です。京都に進学したり、京都からの移住者がいたり。京都のまちを歩いていると加賀と似てるな、と思うことがあります。

そんな京都でなんと石川を語るイベントが!新たな発見や出会いがたくさんある夜でした。そんなイベントの様子をちょっとだけご紹介します。

ISHIKAWA NIGHTって?

京都でイベントを通じて全国のゆかりのある地域(人や場所)と出会い、ゆかりのある人たちでつながるコミュニティをつくる「ローカルナイト

今年度第一弾の「イシカワナイト」では、石川県で地域に入った仕事を20代から実践するゲストを「能登」「金沢」「加賀」3エリアから呼び、ゲストスピーカートークやワークショップ、交流会を通じて、石川県での「仕事」や「暮らし」を考えます。

どんなゲストが来たの?

《能登エリア》
岡本 竜太 OKAMOTO RYUTA
旅行ベンチャー企業にて、外国人向けの滞在型旅行プログラムの造成等に関わる。その後、民間まちづくり会社への転職を機に、石川県能登半島へ移住。
地域の中小企業を舞台としたキャリアデザインプログラム「能登留学」や、市民大学「御祓川大学」のコーディネーターとして活動している。

《金沢エリア》
柳田 和佳奈 WAKANA YANAGIDA
大学卒業後、金沢市の地元情報誌で6年間編集を担当。2016年より有限会社E.N.N./金沢R不動産で広報・ライターに従事。
金沢R不動産は町家や個性派中古物件などを独自の視点で紹介する不動産サイト。また“働く場所も自由に選ぶ”をコンセプトにした、全国のR不動産共同で運営する移住マガジン「reallocal」では金沢エリアの編集や移住検討者向けMAPを製作。

《加賀エリア》
橋本 花梨 HASHIMOTO KARIN
東日本大震災をきっかけに大学を退学し、福島県で家業のカフェを手伝う。その後観光や地域活性に興味を抱き、沖縄や徳島での活動を経て、石川県に移住し、移住促進事業を行う「株式会社ぶなの森」で働き始める。加賀市担当として、加賀市定住促進協議会の立ち上げに携わり、HPやガイドブックを利用した情報発信を始め、人と人をつなぐ移住コンシェルジュとして相談業務などを行う。

ゲストトークのテーマは、「暮らし」「仕事・なりわい」「コミュニティ・ライフスタイル」

岡本さんがコーディネーターをしている「能登留学」や柳田さんのR不動産の移住マガジン「reallocal」もとっても気になります。

会社や業種は少しずつ違いますが、皆さんまちづくりや移住に携わっていらっしゃいます。

同じ石川県といえど、三者三様の個性豊かな地域性があると改めて感じました。加賀だけでなく能登や金沢のことも、もっと深く知っていきたいですね~

加賀の3つの魅力とは…?

加賀市ってどんなところ?と聞かれたら、私はこの3つをいつも答えています。紹介したい魅力は溢れるほどあるのですが、限られた時間で覚えてもらうためにも3つだけ。

  • 温泉・・・3つの温泉地を有する加賀温泉郷。
  • 自然・・・海も山も車で30分。
  • 歴史文化・・・歴史的な町並みと伝統工芸。

皆さんは加賀の魅力はなんだと思いますか?私ならこの3つ!というものがあればぜひ教えてほしいです。

石川県ってどんなカタチ?

皆さん、あなたが思う石川県を描いてみてください。

そして、能登、金沢、加賀がどこにあるのか、しるしをつけてみましょう。

主宰の藤本さん(株式会社ツナグム)がワークショップのはじめに出した課題。

皆さん、描けますか?白い紙とペンを用意してぜひ挑戦してみてほしいです。

あれ?石川県ってどんなカタチだっけ?能登はわかるけど金沢と加賀ってどこ?参加者は、石川県にゆかりのある人や関心のある人のはずですが・・・

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見えづらいですが、なかなか皆さん個性的なカタチ。上の2枚については、加賀と金沢の位置関係が逆になっています。

他県から見た石川県というものは、こんな感じなんです。もし、石川県にゆかりがない人たちが描いたら、もっと奇想天外なカタチになることでしょう。

私も、4ヵ月前に福島県から加賀市に移住するまでは、加賀ってどこ?石川県ってなにがあるの?北陸ってまずどこ?みたいな状態だったのに、慣れというのは恐ろしいもので、すっかり初心を忘れ、誰もが知っているつもりで話してしまっていたことにハッとしました(笑)

石川を考えるワークショップ

石川県に移住者を増やすために、「自分」だったらどんなアクションをする?

ゲストから聞いた石川の魅力をふまえ、移住者を増やすためのアクションについて、5つのグループに分かれてディスカッション。地元では思いつかない新鮮な意見も飛び交います。

5チームそれぞれ違う観点から様々なアイディアが出ました!

  • 「食・自然・生活文化+仕事」「人と会う」ツアー
  • 京都にリトル石川を!石川を体感できる新しい物産展
  • 住む未満体験以上「ワークアウェイ」
  • 伝統工芸の新世界を移住者と生み出すプロジェクト
  • 「食」で胃袋をつかむ、「職と住」を移住したい人に合わせて紹介

私のグループで多かったのは「きっかけ」という言葉でした。石川を知る「きっかけ」、石川に来る「きっかけ」をどうつくるのか??県外の方の新鮮な意見を聞いて勉強になりました!

石川の美味しい「食」を囲んでの交流会も夜遅くまで盛り上がりました。

最後に・・・

最近、移住検討者を連れて、加賀市を案内することも増えてきましたが、加賀市に来るのが初めてという方も多いので、初心を忘れず情報をわかりやすく伝えていきたいなと思います。

加賀市には濃い魅力がたくさんあるのに、まだまだ加賀を全国の人に認知してもらえてないのだろうと感じました。情報発信等を通じて、どんどん加賀市の存在感を強めていけたらいいなと思います!

京都は近いので、また移住のイベントでもプライベートでも遊びにいきたいです。紅葉の京都は感動的でした。

お世話になった主催の皆様、参加していただいた皆様本当にありがとうございました。

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TEXT BY

hashimoto

初めての北陸生活。福島県から沖縄、徳島を経て、2016年6月、石川県加賀市に移住しました。加賀市の歴史と伝統文化に魅了されています。ワクワクするヒトモノコトを紹介していきます。