【移住者による創業】わずか5坪。日々のお菓子を提案する小さな焼菓子店「日菓」

こんにちは、石川県加賀市・移住コンシェルジュの山田です。

移住者による創業編、第三弾です!

今日は素敵な焼菓子店に取材させていただきました。

日菓(ニッカ)

2016年11月にオープン。

マフィン、タルト、クッキーなどで植物性材料を使い、
体に優しい焼菓子を製造・販売しているお店です。

乳製品、バター、卵はもちろん入っていませんので、
アレルギーのある方や、小さなお子様も安心していただけます。

漁港の近くに位置する日菓は、わずか5坪のこじんまりとしたお店でありながら、
白を基調とするセンスの良い店構えが、行く人々の目を惹きます。

焼菓子に限らず、自家製スムージーや豆乳バナナジュースなど種類豊富なドリンクも絶品です。

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オーナー 小林さん

就職のため金沢に引越すも、その後退職を機に地元である加賀市へUターン。

隣市にある純喫茶「桐」でスタッフとして15年以上勤務していらっしゃいましたが、
「桐」の閉店が決まり、石川県加賀市に自分のお店を持つことを決意。

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Q1 場所を決めた理由は?

知り合いの紹介で運よく場所を貸していただく事が出来ました。
そのため、不動産会社は介していません。

お店の改装も、家族や友人と協力し、なるべく自分達で手直ししました。

お店を交差点の角に構えている為、ちょうど赤信号で停車している車が、
「なんだろう?」と気にして立ち寄ってくれる事も多いです。

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Q2 石川県や加賀市の支援制度は使いましたか?

支援制度については全く知識がなかったので、
まず加賀市役所内の商工振興課に相談しにいきました。

そのまま商工会議所も紹介していただき、
最終的に、まちなかの賑わいを創出する為の支援制度を利用できました。
この助成金のお陰で思い通りの改装も出来て助かりました。

まちなか店舗立地支援事業(加賀市)
石川県加賀市内で商業店舗の新規出店を行う場合、費用の一部を助成。

担当者の方も皆さん親切で、書類の書き方にいたるまで教えてくださり、
創業自体も応援していただいて心強かったです!

加賀創業応援ネットワーク
石川県加賀市では行政・団体・金融機関などが連携し、
それぞれの創業の段階に合わせた様々な相談に対応。

Q3 広告や宣伝はどんな方法で行いましたか?

facebookページとinstagramを開設しています。
また、日菓のショップカードを作って、様々なお店に置いてもらっています。

↓ショップカード

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Q4 集客は順調ですか?

有難いことに、多くのお客様にお越しいただいています。

遠方のお客様も多いですが、ご近所の方からも足を運んでくださっています。

あまりこういったお店がないエリアなので、
珍しく思って覗きに来てくださるのが凄く嬉しいです。

Q5 オープン後、想定外だった事は?

ずっと加賀市に住んでいましたが、
それまで地域の方達とはあまり関わりがなかったので、
お店をいきなりスタートさせる事にはやっぱり不安がありました。

でもいざ開業すると、色々な方が遊びにきてくださり、
それこそ予想以上の暖かさで迎え入れて頂き、とても感謝しています

日々のお菓子 日菓

Q6 これから石川県加賀市での創業を検討している人に一言

なんとなく、加賀市は優しい人が多い気がします。

本当に困った時は、手を差し伸べてくれる人がきっといるはず。
一緒に加賀市を盛り上げましょう

日菓

電話:090-4689-2450

住所:石川県加賀市橋立町イ甲73(橋立郵便局横)

facebook:https://www.facebook.com/VakedsweetsTakeoutdrink/

instagram:https://www.instagram.com/nicca.hashitate/


取材後記:
他のお客様と同じく、私が日菓を見つけたのも交差点の赤信号で一時停車している時でした!なんか可愛いお店があるな~と気になって後日行ってみるとなんとオープン初日!目が回るような忙しさだったのではと思いますが、本当に色々親切にして頂きました。
身体に優しい日菓の焼菓子は、心まで優しい気持ちになる、とっても素敵なお店でした。

/創業シリーズまとめ/

石川県加賀市で創業された方にインタビューさせていただいた記事です!