こんにちは！山田（@konya_ga_yamada）です。

若者が踊り、おかんとおとんが支えるまち
〜人口減少進む地域を次世代とともに考える〜

衝撃的なキャッチコピーです…！

こちらは2018年11月11日（日）に石川県加賀市の山中温泉で開かれる
まちづくりシンポジウムのタイトルです。

その名の通り、若者・おかん・おとんがごちゃまぜになった新しい会になりそうです。
そのイベントの内容を詳しくご紹介いたします！

ー　一体どんなイベントなの？

石川県加賀市の山中温泉は1300年続く歴史ある温泉街です。

散策周遊が出来る鶴仙渓、歩いて楽しめるゆげ街道の整備など、
時代の変化にあわせながら地域の方々が想いを込めて育ててきました。

しかし一方で人口減少や空き家・空き店舗対策などの課題に直面しており、
持続可能なまちづくりが課題として挙げられているのも事実です。

今回のまちづくりシンポジウムでは、人口減少が進む地域の展望を、
山中温泉で活躍する若手、そして若手を支えてきた地元の代表者たちで語りあいます。

若者が因習にとらわれることなく、誰もが自由に踊るチャンスがある山中温泉。
その真髄と将来を熱く議論する一夜です！

ー　注目ポイント① 基調講演は加賀市に縁の深いあの方です！

今回のシンポジウムは二部制になっています。

第一部では、東京大学大学院工学系研究科教授である横張真さんが、
「人口減少期における新たなまちづくりの方向性」というテーマで講演されます！

横張 真
東京大学大学院工学系研究科教授、日本都市計画学会前会長、日本造園学会会長

東京生まれ。専門は緑地環境計画学。2013年より現職につく。著書として「世界のランドスケープデザイン（1990・共著）」「田園アメニティ論（1990・共著）」「郊外の緑地環境学（2012・共編）」がある。

横張さんは、今年の1月に初めて加賀を訪れており、
その際にも地域の方々を対象とした特別講義を開かれています。

特別講義のチラシ。テーマは「横張先生と考える加賀の今と未来」でした。

その後、プライベートでも加賀市を訪れ、地域と交流を深めている横張さん。
外側だけではない突っ込んだ基調講演になりそうで、今から楽しみです！

特別講義後、参加した地域の方々と一緒に集合写真を！（横張さんは前列右から４番目）

ー　注目ポイント② 若手とベテランのディスカッション！

第二部に行われるパネルディスカッションも外せません。

山中温泉の若手とベテラン、総勢8名がパネリストとして集っています。
異色の組み合わせで、地元の人からは「攻めの人選！」といった感想も既に挙がってるほど。

このメンバーが参集されるイベントは今後もなかなか無いのではないでしょうか。
山中温泉に想いを持っている方たちばかりなので、当日は熱い議論が楽しめそうです！

コーディネートするのは株式会社フォルクの三島由樹さん。
加賀市で2016年から大学生ワークショップ「PLUS KAGA」を企画されています。
今では月に1度のペースで加賀を訪れるほど、地域から愛され引っ張りだこになっています。

三島 由樹
ランドスケープ・デザイナー、株式会社フォルク代表取締役

東京生まれ。 慶應義塾大学環境情報学部卒業。 ハーバード大学大学院デザインスクール・ランドスケープアーキテクチャー学科修了（MLA） 2015年に株式会社フォルクを設立し、植栽デザインからパブリックスペースのデザイン、地域デザインなど、様々な領域・スケールのプロジェクトに携わる。

そんな三島さんがコーディネートするからこそ実現したこのイベント。
様々な視座を持った人たちが集まるリアルなシンポジウムになりそうです！

人口減少や空き家対策はいまや全国共通の話題になっていますので、
山中温泉の地元の方はもちろん、それ以外の方にもぜひ訪れていただきたいイベントです。

会場は山中温泉のシンボルでもある山中座で行われます。