加賀市の高校生を応援する「高校魅力化事業」をご存知ですか？

みなさん、突然ですが「あくるめ財団」という名前を聞いたことがありますでしょうか。
正式には【公益財団法人あくるめ】。
石川県加賀市を拠点に活動する子育て・若者・地域支援の財団です。

【財団】と聞いてもあまり馴染みがないかもしれませんが、あくるめ財団は「若者一人ひとりの小さな想いを支援し、持続可能な未来に向かって子どもたちの笑顔がいきかう地域を目指し」、①助成金事業、②交流支援事業、③自然体験事業、④教育普及事業の4事業を軸に、加賀市に特化した非営利の活動を行っている団体なんです。

あくるめ財団の公式サイト
https://akurume.com/

高校生の学びを支援する「高校魅力化事業とは？」

今回の記事では、そのあくるめ財団が④教育普及事業のなかで、昨年度より加賀市から受託し行っている【高校魅力化支援事業】をご紹介いたします。

加賀市が取り組む【高校魅力化事業】とは、簡単に言えば読んで字のごとく、加賀市内の高校をさらに魅力的にしようという取り組みです！

具体的には、加賀市内3校の総合的探究授業のサポートや、高校のＰＲ支援、大聖寺駅前の高校生向けフリースペースの運営などを行っています。

この事業のために加賀市教育委員会に着任されたスタッフの方が3名いらっしゃいます。
3名とも地域おこし協力隊として加賀にやって来てくれた、市外からの移住者なんです！

3人とも20代と若く、気さくで、「加賀市の教育を良くしたい！」と集まった精鋭たち。（どこかのタイミングでもっと詳しく紹介できたら…）

（3人が運営するインスタグラムはこちら！）

そんな熱い魅力化スタッフたちと共に、あくるめ財団は「地域と高校をつなげるサポート役」を担っているとのこと。あくるめ財団のもつ幅広い繋がりと探究学習の実績が生かされています。

いまの高校生に必要なもの

高校生は勉強に部活にとにかく忙しいのが現状だそう。

勉強も大事、もちろん部活動も大切ですが、目の前の「受験」や「就職」を目標にまっしぐらに参考書や部活動に向かえる子は多くはいません。

ほとんどの高校生たちは「勉強をした先にどんな未来が待っているのだろう…」「自分って何者？」「自分は何が幸せだと感じるのか？」「人生をどう生きていこうか？」という未来に対する不安を漠然と抱えているのではないでしょうか。

高校魅力化チームは今まさに、そんな悩める高校生たちに、学校の外や家族以外の地域の大人たちと接しながら、将来どんな大人になりたいか、何を大切にして生きていきたいのか、生き甲斐・人生観・ライフキャリアを考えられる場（高校生フリースペース）やきっかけ（地域での探究学習や大人との対話など）を作っていこうと活動しています！

「あんな大人になりたいな！」「へぇ～そんな生き方もあるんだ！」「よし、僕もやってみたかったことをちょっと町に出て試してみようかな！」「とりあえず明日の模試がんばろう！」と不安を自らエネルギーに変えて、限られた加賀での高校生活を主体的に過ごす高校生で溢れかえるまちになったらいいなと邁進しているお3人。

ぜひこれからの活動も地域のみんなで見守っていくことができたら素敵だなと感じます。

３人が運営する「大聖寺フリースペース」
インスタグラム：https://www.instagram.com/daishouji_freespace/
facebook：https://www.facebook.com/daishoujifreespace
youtube：https://www.youtube.com/channel/UC7-ZL-Hax94dR_485kY37wA