開花宣言を待つ3月の終わり。温泉街のとあるカフェで1日限定のポップアップショップがオープンしました。「ARABIKIと工藝」と名乗るそのショップでは、山中漆器×サボテンや沖縄の伝統焼き物、和菓子、ドライフラワーなど、様々なジャンルのハイセンシティブな商品が並べられています。
今回は、その様子をレポートでお届けします!
photo_Kana Kitashima、Manami Yamada
text_Manami Yamada
温泉街で1day shopな「ARABIKIと工藝」
「月に1度だけ温泉街でお店をやります」
そんな言葉から始まったこのプロジェクト。今回のARABIKIと工藝では「少しだけ、生活を美しくする日用品」をテーマに据え、ライフスタイルを彩る商品たちがお披露目されました。
開店前に潜入!思わず立ち止まるドラマチックな佇まい
今回の会場となったのは、山代温泉の商店街にあるコミュニティカフェ「山代コドン」。
ドライフラワーに濃紺の暖簾で彩られた店構えに期待感が高まります。
「風」が描かれた暖簾をくぐってなかへ。
どこか異郷なラインナップに心踊る
面白いのはそのラインナップ。
加賀市の伝統工芸品である山中漆器を新たな視点で切り取った「ARABIKI」から、沖縄の焼き物「やちむん」、そして地元の和菓子まで、地元と異郷が混ざり合うごちゃまぜ感にわくわくします。
ARABIKIの新作「山中漆器×サボテン」
こちらはドライフラワーをあしらったもの。ARABIKIの最初の作品でもあります。
2階では沖縄の焼き物「やちむん」を堪能。
大小様々なやちむんが、ずらり。
インドのビンテージキルトの上に並ぶ姿が愛らしいです。
店内にもふんだんにドライフラワーが飾られていて、どこを切り取ってもときめきます!
温泉街で作られる地元の和菓子たちも並んでいました。使用されているプレートもARABIKIの器。フリンジが可愛いランチョンマットはモロッコ産。異国とのマッチにぐらっときます。
いよいよオープン!自由なペースで各々楽しむ。
10時、いよいよARABIKIと工藝がオープンです!
旅の帰りにふらりと寄られた方、器を探しにきた地元の飲食店の方など、それぞれがマイペースに楽しんでいる様子が素敵でした。
フラワーバーでオリジナル花束も!
1day shopを彩るのは空間コーディネート×花屋として大活躍している「NOOK Green」さん。店外、店内、ありとあらゆる空間を素敵なお花で埋め尽くされていました!どこを撮っても絵になりすぎる…!
当日は、オリジナルの花束を作ることができるフラワーバーも限定オープン!
みんな和気藹々とお花をセレクトする姿にきゅんとします。
カップルで楽しむ人からお子さん連れのファミリーまで、ひとつひとつ違うフラワーバー。
照明など細かいところまで全てNOOK Greenさんが手掛けられていて、この空間にいるだけでも楽しい…。
ドライフラワーの床飾りやシャンデリアが近日商品化との噂もあるようです!
仕掛け人はこんなメンバー
ARABIKIの篠崎健治さん。移住者のコーディネーターとしても活躍されています。
NOOK Greenのおふたり。ご夫婦で手掛ける空間コーディネートは圧巻です!
ARABIKIと工藝を主宰する藤永晋悟さん。奥様は器の買い付けなどを担当しているそう。
これからどんな商品が並ぶのか、今からわくわくです!
毎月最終土曜日を要チェック!次回はもうすぐ!
この企画は来月から定期的に行われるそうです(嬉しい…)!
テーマやラインナップを少しだけ変えながら、さらに進化していくこのプロジェクトが楽しみです!
今後の予定はinstagramで随時告知されるそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後にイベントの様子をドバッとお届け
イベントには素敵なお客様がたっくさん!当日の様子と合わせてドバッとご紹介します!快く撮影にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!