こんにちは!石川県加賀市・移住コンシェルジュのやまだです。
石川県加賀市は移住者を増やすため色々な取り組みを行っており、
大学生ワークショップ「PLUSKAGAプロジェクト」など、
他地域の方たちと盛んに交流する機会もたくさんあります。
(PLUSKAGAプロジェクトについて書いた記事)
https://kagagurashi.com/3009-2/
そんな加賀市は、外の人から見てどのような場所に映っているのでしょうか。
今回は、PLUSKAGAプロジェクトに参加したのち、大学卒業後も加賀市に足を運ぶことで、
地域交流イベントを成功させた彼に「外から見た加賀市」を語っていただきました!
黒本剛史さん
1992年生まれ。
東京大学大学院(工学系研究科都市工学専攻)卒業後、ゼネコンに就職。
学生時代から「地域活性化」をキーワードに、様々な地方の企画に参加するなかで、
石川県加賀市の「PLUSKAGAプロジェクト」にも出会い、年3回のペースで加賀市に訪問。
2017年春、社会人としてのスタートを切る一方で、休暇を利用し加賀市に引き続き訪問し、
高校生と地元の大人をつなぐ「カガパーティ」というイベントを開催。
Q1 加賀市を知ったきっかけは?
加賀市の隣にある小松市には親戚が住んでいたので、
子供のころから加賀にはよく来ていましたし、温泉旅館に泊まったこともあります。
そのため、当時の加賀市へのイメージは「温泉」でしたね。
その後、大学院時代の先生が加賀市でワークショップをやると知り、
そちらに参加することで、より深く加賀市の中身を知っていくことになりました。
Q2 黒本さん主催の「カガパーティ」イベントとは?
地元の高校生×地域で輝く大人たちの交流パーティです。
今回は、長期休暇であるゴールデンウィークに加賀市を訪れ、
市内の個人経営塾「タビト學舎」のスペースを借りて開催しました。
このイベントは、高校生と大人たちの交流の場を設けることで、
まちの為に頑張る大人を、自分の身近な存在と感じてもらいたいというのが目的です。
地域づくりに携わっている大人たちによるプレゼンや、
ベネズエラの音楽にあわせながらのfacebook交換会、
フリートークなど、自由にコミュニケーションを取ってもらいました。
Q3 カガパーティの感想は?
開催前に一番懸念していたことは、高校生同士で固まってしまう事でしたが、
結果は、大人と高校生が混ざり合ってコミュニケーションを取っていたので良かったです。
次回の課題は、双方でコミュニケーションを取ることは前提として、
そのうえで、もっと大人たちの生き方に迫るような見せ方が必要だったかなと。
話題を振っているのが大人たちだったので、高校生から自然と質問がでるような、
そんな場づくりをもっとしていきたいですね。
普段は絶対に会えない大人たちと交流できたことは、
すごく楽しくて貴重な時間だったと思います。
facebookの交換会は、最初勇気が必要でしたが、SNSで繋がれた事により、
大人たちのその後の動きや活動も追えるので、有意義だったと思います。
(進路についての相談も…)
Q4 加賀市を知らない人に、加賀市を紹介するとしたら?
まずは率直に「凄い良いところだよ」、と伝えます。
色んな良い場所があること、そして良い人がいるところが好きです。
加賀には色んなエリアがありますが、
どこに行っても楽しい所があるのは、素晴らしい事だと思いますし、
人についても、加賀の人はエネルギッシュ且つ親切です。
凄く活動的で、色々な事を既に自身でやっているのに、
何か始めようとしている人を更に応援してサポートしてくれる人が沢山いて、
新しいことをスタートさせるには最高の場所だと思います。
(パーティ後、反省会をする大人たち。全面バックアップのタビト學舎オーナーと)
Q5 もったいないな、と思う地域資源はありますか?
加賀市には素晴らしい地域資源が沢山ありますが、
それがあまり観光に結びついていないところでしょうか…。
例えば加賀市には「重要伝統的建造物群保存地区」が残されていますが、
そこを知っている観光客の人は少ないのではないかと思います。
また、大聖寺にも素敵な町屋やカフェもありますが、
加賀市に初めて来た人が見つけられるのか、という問題もあるかもしれません。
自分も「PLUSKAGAプロジェクト」に参加する前に大聖寺を歩いたことがありますが、
その時はあまり良い店を見つけられなかったうちの一人です。
Q6「外から見た加賀市」を一言。
加賀市の人には、「本当にありがとうございます」と言いたいです。
これからもずっと素晴らしい市でいてください!
(ベネズエラの音楽にあわせてリズムを取る皆)
///外から見た加賀市シリーズ///